トカゲ君の大脱出
すっかり元気を取り戻したなみちゃんではありますが、散歩はリードをつけずに人間を従えて歩いています。その横でふうはリードをつけたまま、番犬のように玄関先につながれていたり、完全自由ななみと歩き回ったりしています。なみはさすがに走ることはないだろうし、ふうは走ってもリードをしているから、すぐにつかまえられるし。なみの病気以来、この形が定着しています。
ある日のお昼のことです。いつものようにふーはリードをつけ、なみは何もつけずに庭先におりました。お利口に猫草を食べていたので、リードをつけたまま、ふーもつなぎをはずしてやりました。
ねこ君たちを横目で見ながら、庭でプランターの作業をしていると、ふーが突然、お向かいの庭の茂みにダッシュ❗そして、口にくわえてきたのは…
トカゲ‼️まだ、ご健在で、口から出たところが動いていました。
とっさにふーのリードを持って「離しなさい」と、叫ぶと、
驚いたふーは、不覚にも口からトカゲ君をポトリと落としてしまいました。
トカゲ君は、これ幸いと、またお向かいの庭に戻っていきました。それを見たなみちゃん。
最近、珍しいほど興奮して、お向かいへ。
トカゲ君の入った辺りを覗いていました。
しかし、トカゲ君は大胆にも、そのなみの真横をスーッと通って、もう一度我が家の庭にやってきました。全く気がつかず、いつまでも覗いているなみちゃん。
興味津々、茂みを見ていたのですが、そこにはもうなにもいません。うしろでは、トカゲ君を見つけたふうが追いかけようとしましたが、つながれていて悔しそう。
何も気がつかないなみはまだ茂みの中を見つめて、お尻を震わせていました。
18年も飼い猫をしていると、レーダーも鈍るようです。
まるでマンガのような一コマでした。このとんまなところが、なんともかわいいなみです。
弓道始めました。
4月に定年を迎えました。定年後、始めたいと考えていたのが、弓道です。
丁度、「初心者弓道教室」の募集がありましたが、残念ながらコロナのために延期されていましたが、それが10月から始まりました。
三木市総合運動公園にある弓道場で、日曜日の朝8時半から昼の3時まで、4回開催されます。
第一回目の10月3日は、午前中は三木市弓道協会の方々による模範演技、弓道の歴史、所作についての説明のあと、何も持たずに「射法八節」。弓道の動き方の練習でした。
「足踏み」から始まるのですが、足の親指の付け根に重心を置き、正しい姿勢を意識して立つことの難しいこと!
昼からは、ゴム弓を使って「射法八節」の型を練習していきました。しかし、それに入る前に何度教えていただいても、ゴム弓の握り方ができないんです。「まず、チョキをして中指の下に親指をおいて」。たったこれだけのことができない。全く覚えられないのに、根気よく様々な角度から教えて下さったので、申し訳ない思いでいっぱい。恥ずかしさもいっぱい。
その後、入室の所作を教えて頂きました。右足から入り、拝礼して一歩左足を出して…❗全く頭に入りません。
第一回はこのように終わりました。激しい運動はありませんでしたが、正しい姿勢を保つために膝の裏に力が入り、終わったときには筋肉痛すらしました。恐るべし弓道です。次回はどうなることか。
明石公園に蝶が舞う🎵
彼岸が過ぎ、ようやく明石公園にも秋の気配が漂ってきました。鳥はまだあまり姿を見せてくれませんが、フジバカマの花に10匹を超えるアサギマダラが乱舞しているところに出会いました。
そこに、いつものアオスジアゲハが合流してきました。
よく見ると、となりの花にはツマグロヒョウモンチョウもいます。羽の黒い部分が濃い紺色です。
メスのツマグロヒョウモンチョウにオスもやってきました。
アカタテハもやってきました。そのオレンジの鮮やかなこと。
キマダラセセリもこっそりと。
ほんの10メートルほどのフジバカマの花壇は、普段はあまり気にもかけずに通りすぎてしまうところですが、この日ばかりは驚くほどの蝶の楽園でした。今までアサギマダラには一匹だけ優雅にヒラリヒラリ飛んでいるところには会ったことはありますが、こんなにたくさんがフジバカマの花に乱舞しているのに出会ったことはありませんでした。まるで夢の中にいるような幻想的な世界でした。ちなみに翌日には二羽のみがとんでおり、さらにその翌日にはもう全くいなくなりました。9月29日だけの夢でした。
秋分の大山③古代の丘公園、上淀白鳳の丘
今日はどの天気予報も晴れにも関わらず、朝から我が家のまわりは雨。でもやはりと言うべきか、少し下の方まで降りると、道路すら濡れていません
今日は、妻木晩田遺跡の下に位置する淀江の「古代の丘公園」に行ってきました。
園内には向山古墳郡があります。
そして、敷地内には様々な蓮が種類ごとに植えられています。6月から8月が見頃だとか。
また園内には立派な藤棚がありました。
蓮の池の反対側には、万葉集にちなんだ池があり、今はホテイアオイが涼やかに咲いていました。
公園の周りは畑やたんぼで自然の花もいっぱい。久しぶりに数珠玉を見つけました。
生姜の花がうつくしい。
マルバルコウ草のオレンジ
仙人草の白
古代の丘公園の向かい側には、上淀白鳳の丘展示館があります。この上にある上淀廃寺後から国内最古級の壁画や仏像が見つかり、そのレプリカが展示されています。
展示館から五分ほど上には上淀廃寺跡があり、今日は彼岸花祭りが行われていました。
妻木晩田より下の方にあり、淀江の町並みを一望できます。
秋分の大山 ②天の真名井、妻木晩田
大山の標高500メートルにある我が家は、天気予報が晴れていても、「雨」のことがよくあります。
今日も、朝から雨がポツポツしていましたが、めげずに下界に出掛けました。
天の真名井
大山には湧水が多く、とくにここは昔から名水の名が高いところです。駐車場から遊歩道を歩くと、川の中には「梅花藻」がたくさん咲いていました。
そして、天の真名井の横には、沢山の虹鱒が養殖されていました。
天の真名井は、水を汲むのには少々ワイルドで、靴が濡れそうですが、その水の冷たさには感動しました!
その下には、水車小屋があり、今でも粉引きに使われているそうです。
妻木晩田古墳
二、三世紀に栄えた古墳郡です。
淀江の山の中にあり、広大な敷地に沢山の竪穴式住居があります。そして、当時の人たちの生活が体験できるように、敷地内に大量の栗やドングリの木があり、今日も栗拾いの人が。もちろん私もその一人。大量の芝栗をゲットしました。
秋分の大山
今年は、雨続きで、更に大山にある家の庭作りに追われて、大山を楽しむどころではなかったのですが、先日ようやく今年の目標の部分までは終わり、今回は大山を楽しみにやって来ました。
蒜山の道の駅「風の家」は大変な人出でした。外に出るとまだコスモスは咲いていませんでしたが、ソバの白い花が満開でした。
その後、鏡ヶ成国民休暇村の広々とした芝生でお昼ごはんを食べて散策に。ここは横にキャンプ場があり、とても自然豊かなところです。
キバナアキギリです。
ベニハツタケです。
次にサントリーのCMでお馴染みの「木谷沢渓流」。最近では観光バスが来るほどの人気スポットになってしまいました。もう秘境のイメージではありませんが、まだ豊かな自然が楽しめる場所です。
巨大なナルコユリが黒い実をつけていました。
ツリガネニンジンです。以前はたくさんあったのに、無差別に草刈りが行われて、近年見られなくなっています。