なみが病気になった!

 8月5日、いつものように夕食のときに、「私もちょうだい。」とテーブルの上に手をかけ、みんなの間をうろうろしていたなみ。

 そのあと1時間ほどした10時ごろのこと。床に赤い血がポツ、ポツと落ちていて、ふとなみの足を見ると、毛にべったりと血が付いていました。慌てて調べるとお尻のところから出ていました。

 夜の11時ではありましたが、動物病院につれていくと、「膀胱炎です。」と!

 さらに検査すると心臓もだいぶ弱ってきているとのことでした。その原因は「加齢によるもの」で仕方が無いとのこと。

 なみは、今年の9月に18歳になります。人間で考えれば84歳。でもその顔はやっぱり、とてもかわいくて、甘える様子もわがままな女の子そのもの。とてもその事実を受け入れることができません!!

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 その日は、点滴と抗生物質の注射を打っていただき、翌日から薬を飲むことになりました。体が熱いからなのか、しきりに水を飲みたがり、でも、おしっこはほんの少しだけしか出ません。血は止まりましたが、うつらうつら寝てばかりいました。お薬をウエットのキャットフードやチュールに混ぜてようやく飲ませることができました。

 翌日も、同様の方法で薬を飲ませようとしましたが、キャットフードを食べません。そこでカニカマを混ぜ込んで何とか成功!

 しかし、翌日には、カニカマ作戦も失敗し、生クリームを混ぜてみて、息子が鼻のところに少しずつつけて、ぺろりとなめることを繰り返してなんとか。

 ただ、もともとがドライフードを食べていたので、薬は嫌がりましたが、食事は摂れていたので、便はこの日から出るようになりました。おしっこの量も少し増えてきました。

 でも、まだまだ本調子ではなく、水もほしがります。バスタオルで体をくるんで、私が抱っこし、夫が口をこじ開けて薬を飲ませることにしました。最初の日は、驚いて無抵抗に近かったのに、日に日に抵抗の仕方が強くなってきています。

 

 そんなこんなの1週間。「もう年ですから、仕方がない。」と何度も言われ、何度も心にその言葉が思い浮かびました。でも、また少しずつ、元気が戻ってきました。やんちゃされたり、わがままを言ってくれたら、うれしいです。少しでも長くわがまましてほしいと、切に願っています。