太子町にある斑鳩寺に行きました。
兵庫県揖保郡に聖徳太子に縁のある太子町があります。そこにあるのが「斑鳩寺」。
奈良とは関係のなさそうなのに、「なぜ?」と以前から思っていました。
太子龍野バイパスの太子東で降りてまっすぐ..
とてもわかりやすい場所です。
駐車場の前に、仁王門があり、なかなか個性的な金剛力士像が迎えてくださいました。
右手には三重の塔。
正面には講堂。本来ならここには、釈迦如来像、薬師如来像、如意輪観世音菩薩が納められているのですが、この日は貸し出されていて見ることはできませんでした。
左手には聖徳殿。聖徳太子16歳の孝養像が前にあり、後ろには法隆寺夢殿を模した八角堂があります。
斑鳩寺を出て五分ほど歩くと、稗田神社がありました。ここには、「古事記」の稗田阿礼と聖徳太子の膳婦人が祭られているそうです。静かな風情のある神社でした。
兵庫県太子町の斑鳩寺は、聖徳太子が訪れたわけではなく、勝鬘経を講じたことに推古天皇が褒美として播磨国揖保郡を賜り、寺を建てたものだそうです。また、1541年に焼き払われたが、その後赤松氏に再建されている。しかし、至るところに聖徳太子の残り香を感じられる素敵なお寺でした。