秋の丹波で黒豆を買ってきました。

 10月14日、秋晴れの一日、丹波に行ってきました。車で、丹波に入るとあちらこちらに「黒大豆」ののぼりが立っていました。


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 その中で目に留まって入ったのが、「ヨサカイ農園」でした。畦道に車を停め、テントに入ると前のお客さんが、「四件食べ比べて、ここが一番美味しかったから、もう一度買いにきたの。」と。それを聞いて女の人が「今が一番忙しくて90 歳のおばあちゃんにまで手伝ってもらってるの。」と言うと、隣のおばあさんがニッコリ❗若い❗さすが枝豆パワーです。

 早速、買おうとしたのですが、枝から豆をはずす作業が追い付かないとのことで、畑のなかにいるお父さんに声をかけて、引き抜いてきてほしい、そうすれば、ここにハサミがあるから豆を外して持ち帰ることができます、とのこと。

 畑に行くと、予想よりはるかに大きな黒豆の大木でした。2本買って、豆を測ると1.7キロもありました。一本500円。二本で1000円。かなりお得な気分でした。

 家に帰ってすぐに湯がいて食べました。


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 アチアチの枝豆は、少し苦味があってととても味が濃いのです。黒ビールと一緒に頂きました。

 丹波の城の駐車場にとめると、市内に向かいました。平日にもかかわらず、沢山の人がいました。焼き栗、松茸、もちろん枝豆。

 いつもは骨董屋さんを冷やかしたり、酒屋さんに入るのですが、人が多いので、お目当てのパン屋さん「アインコルン」だけにしました。ここの一押しは、もちろん黒豆パン。


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 素朴なパンだけど、すこし固めの黒豆と柔らかいパンがしっくりあっていて、ここの黒豆パンが一番好きです。そして、パン粉をサービスでくださるのも嬉しいところです。明日は豚カツに使います。

 お城の周りの堀をぐるっと回ると、懐かしい風情のある河原町に着きます。とても落ち着いた通りで、大好きなのですが、食べもの屋さんが少ないのが残念。

 でも、この通りの端のほうに「鯛の箱鮨処 三笠鮨」があります。とてもレトロな雰囲気が落ち着きます。箱寿司を注文すると、九貫のお鮨が出てきます。ネタの部分が「鯛と薄焼き玉子」「鯛とそぼろ」の二種類。鯛の下に山椒の葉が挟まれていて、食べるとそっと香ります。少し辛めの醤油だれが塗ってあって、お昼にはちょうどよい。

 河原町には骨董屋さんやいい感じの焼き物屋さんが点在しています。今回は、「ハクト屋」さんに行きました。ここの面白いところは、丹波にありながら、アジアンな食器や沖縄、信楽焼なんかも豊富です。前回は、タイルやカウベルを買いました。今日は、手のひらにすっぽり入るグラスを探しました。沖縄のいい感じのブルーのグラスをゲット。涼しげだけど、これからの季節に日本酒をいれてもいいかもしれません。


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