サクランボのジャム作り

 毎年、ゴールデンウィークの頃になると、我が家のサクランボ「暖地」がたわわに実をつけてくれます。それを狙ってヒヨドリが木から離れません。人と鳥との攻防戦が繰り広げられ、今年は、ヒヨドリから3キロをゲットしました。


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 ただ、このサクランボは小粒で、そのまま食べても水っぽくて美味しくありません。そこで、ジャムで頂きます。

 まず塩水につけてしばらくおきます。結構小さい虫がいるので、必須です。

 その次に、一粒ずつ種を取り出します。その時に活躍するのが、斜めに切ったストローです。


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 尖った先をサクランボの窪んた部分に突き刺し、種の回りをクルッと回して取り出していきます。最初は、汁が出て、実が崩れて、手がトホホになりますが、だんだん上手くなると一突きでポンと出せるようになる、と下請けをしてくれる旦那さんが申しておりました!

 サクランボだけでは、味が平坦なので、レモン汁を加えます。その時に出た種とサクランボの種をガーゼに包みます。


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 種を除いたサクランボの4割の砂糖をくわえて、種ととろ火で煮ていきます。灰汁が出たら、こまめに取り除くこと、一時間半。ペクチンが少ないので固まりにくいですが、甘酸っぱい香りが漂います。ラム酒があったので、一匙加え、煮沸した瓶に詰めて、脱気したら出来上がりました。

 今年は、大小10個のサクランボジャムが完成しました。